目次

トイレのレバーを引いたら、便器の水位がゴボゴボと音を立てながらどんどん上がってくる…。今まさに、そんな恐怖の瞬間に直面していませんか?「このまま汚水があふれて、床が水浸しになったらどうしよう」と、心臓がバクバクしているかもしれません。

今すぐレバーを引くのをやめてください。まず止水栓を閉めれば、溢れる心配はなくなります。

この記事は、トイレの水があふれそうな極限状態でスマートフォンを片手に情報を探しているあなたのために書きました。パニックにならず、一つひとつ手順を踏めば、最悪の事態は必ず防げます。水のプロである「水まる」が、今すぐできる応急処置、ご自身で試せる原因別の解消法、業者を呼ぶべき正しい判断基準を、順を追って分かりやすく解説します。この記事を読めば、あなたは冷静さを取り戻し、安全かつ的確に問題を解決できるようになります。

トイレつまりの全体像を詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。
トイレつまりの完全対処ガイド|水まる

お問い合わせはこちら

基本料金&出張料無料

水漏れや詰まり、水のトラブルについてご相談は水まるへ

365日年中無休でお電話受付中!

電話をかける

050-1869-8248

まずは落ち着いて!水があふれるのを防ぐ3つの最優先行動

便器の水位が上がってくると、誰でもパニックに陥りがちです。しかし、焦って行動すると状況をさらに悪化させてしまう可能性があります。まずは深呼吸をしてから、これからお伝えする3つの行動を最優先で行ってください。これだけで、水が床にあふれ出すという最悪の事態は防げます。

1. 止水栓を閉めて水の供給をストップ

最初にやるべきことは、トイレへの給水を止めることです。これにより、万が一間違ってレバーを操作してしまっても、タンクから新たな水が便器へ流れ込むのを防げます。

  • 止水栓(トイレ横の壁や床にある水の元栓)を探す:通常、トイレのタンクの横や床付近から給水管が伸びており、その途中に、マイナスドライバーで回せる溝付きのバルブがあります。これが止水栓です。
  • 時計回りに回して閉める:マイナスドライバーや硬貨を使って、止水栓の溝を時計回りに回らなくなるまでしっかりと閉めてください。これで給水が止まります。

もし止水栓が固くて回らない、あるいはどこにあるか見つからない場合は、慌てずに家全体の水道の元栓を閉めましょう。元栓は通常、屋外の水道メーターボックスの中にあります。

2. ウォシュレットの電源プラグを抜いて感電防止

次に見落としがちですが非常に重要なのが、ウォシュレット(温水洗浄便座)の電源プラグを抜くことです。万が一、水があふれて床が濡れると、コンセントに水がかかり、感電や漏電、火災の原因となって大変危険です。

  • 必ず乾いた手でプラグを抜く:感電を防ぐため、絶対に濡れた手でコンセントやプラグに触れないでください。心配な場合は、ゴム手袋を着用するか、家のブレーカーを一時的に落としてから作業するとより安全です。

この一手間が、あなた自身と家族の安全を守ります。

3. 【厳禁】絶対にレバーで水を流さない

「もう一度流せば、勢いで流れるかもしれない」と考えてしまう気持ちはよく分かります。しかし、これは最もやってはいけない行動です。

トイレつまりが起きている状態で水を流すと、タンクに溜まっていた水(約4〜6リットル)が便器に一気に流れ込みます。その結果、すでに高い水位がさらに上がり、汚水が床に広がる原因となります。止水栓を閉めていれば防げますが、閉める前にこの行動を取ってしまうと、被害が拡大してしまいます。絶対にレバーには触れないでください。

なぜ?トイレの水位が上がる・あふれそうになる5つの原因

応急処置でひとまず安心できたところで、次に「なぜこんなことになったのか」という原因を探ってみましょう。原因を正しく特定することが、適切な対処法を選ぶための最も重要なステップです。トイレの水があふれそうになる原因は、主に以下の5つが考えられます。

原因1:トイレットペーパーや排泄物の詰まり

最も一般的で、自力で解決できる可能性が高い原因です。一度に大量のトイレットペーパーを流したり、固い便が出たりした場合に発生しやすくなります。特に、最近の節水型トイレは流す水の量が少ないため、詰まりやすい傾向があります。

【症状のヒント】:水を流したあと、水位が上がってから、通常よりはるかに遅いスピードでゆっくりと水が引いていく場合、この可能性が高いです。

原因2:水に溶けない固形物(おもちゃ・スマホ等)の落下

子どもが誤っておもちゃを落としてしまったり、胸ポケットからスマートフォンやペンを落としてしまったりと、水に溶けない固形物が原因のケースも少なくありません。他にも、お掃除シート、猫砂、オムツや生理用品などを誤って流してしまった場合も、排水管の内部で完全に水の流れをせき止めてしまいます。

【症状のヒント】:水位が上がったまま全く引かない、または何かを落とした心当たりがある場合はこの原因を疑いましょう。この場合、ラバーカップ(すっぽん)を使うのは非常に危険です。

原因3:節水やタンク故障による水量不足

良かれと思って行っている節水が、逆効果になることがあります。例えば、トイレタンクの中にペットボトルなどを入れて流れる水量を減らしていると、汚物やトイレットペーパーを押し流す力が不足し、詰まりの原因となります。

また、タンク内部の部品が経年劣化で故障し、意図せず水量が減ってしまっているケースもあります。「最近、水の流れる勢いが弱いな」と感じていたなら、この可能性も考えられます。

原因4:長年の尿石の蓄積による排水路の狭まり

普段の掃除ではなかなか落とせない尿石が、目に見えない便器の奥や排水管の内部に長年かけて蓄積します。そして、血管にコレステロールが溜まるように、水の通り道を少しずつ狭めていきます。そして、ある日突然、わずかなトイレットペーパーでも詰まってしまう、という事態を引き起こします。

【症状のヒント】:以前から流れが悪い、詰まりを繰り返している、便器に黄ばみや黒ずみがこびりついている、といった場合は尿石の蓄積が根本原因かもしれません。

原因5:大雨による下水の逆流など外部要因

ゲリラ豪雨や台風などで短時間に大量の雨が降ると、地域の下水処理能力が追いつかず、下水管からトイレへ空気が逆流し「ゴポゴポ」と音が鳴ったり、最悪の場合は下水が逆流して水位が上がったりすることがあります。

【症状のヒント】:トラブルが発生したのが大雨の直後で、トイレだけでなくお風呂やキッチンの排水口からも異音がする場合、外部要因の可能性が高いです。この場合は個人での対処は難しく、天候が回復するのを待つか、自治体や専門業者への相談が必要になります。

【原因別】自分でできるトイレつまり解消法|リスクを理解して安全に試そう

「できれば業者を呼ばずに、自分で安く解決したい」というのが本音ですよね。原因によっては、ご家庭にある道具で解決できる可能性があります。ただし、間違った方法を試すと状況を悪化させる危険もあります。これから紹介する方法は、あくまで「水に溶けるもの」が原因の場合に有効です。リスクと限界を正しく理解した上で、安全第一で試してみてください。

作業前の準備:床の養生とゴム手袋の着用は必須

どんな作業をするにしても、万が一の汚水の飛び散りに備えて準備を万全にしましょう。精神的な余裕も生まれます。

  • 床の養生:便器の周りの床に、ゴミ袋や新聞紙を敷き詰めて養生します。壁にも飛び散る可能性があるので、同様にカバーしておくと安心です。
  • 換気:トイレの窓を開けるか、換気扇を回して、必ず空気を入れ替えながら作業してください。
  • 服装:汚れてもいい服装に着替え、ゴム手袋とマスクを着用します。目を守るためにゴーグルがあればさらに安全です。
  • 便器内の水量を調整:便器内の水位が高すぎる場合は、灯油用ポンプや紙コップなどで水を汲み出し、バケツに移しておきましょう。逆に水が少ない場合は、ラバーカップが浸る程度の水を足してください。

トイレットペーパー等の水溶性の詰まりに有効な4つの方法

原因がトイレットペーパーや排泄物など、水に溶けるものである可能性が高い場合に試せる方法です。道具が不要な簡単なものから順番に紹介します。

①時間を置く

トイレットペーパーが原因の軽い詰まりであれば、時間をおくだけで自然に解消することがあります。トイレットペーパーは水に溶けやすいように作られているため、2〜3時間ほど放置すると、水でふやけて流れやすくなります。最もリスクがなく、手間もかからない方法なので、まずは試してみる価値があります。

②ぬるま湯を注ぐ

トイレットペーパーや排泄物は、お湯を使うことでよりふやけやすくなります。また、油分を含んだ便が原因の場合も、お湯で溶かす効果が期待できます。

  1. 便器内の水をできるだけ汲み出します。
  2. 40〜60℃のぬるま湯を、腰くらいの高さから、排水口に向かってゆっくり注ぎます。水が飛び散らないよう注意してください。
  3. 1時間ほど放置し、水位が下がっていれば解消のサインです。

【最重要注意点】絶対に熱湯は使用しないでください。トイレの便器は陶器でできており、急激な温度変化に非常に弱いです。熱湯を注ぐと、便器にヒビが入ったり、割れてしまったりする危険性があります。便器の交換には高額な費用がかかるため、必ずぬるま湯を使用してください。

③ラバーカップ(すっぽん)を使う

トイレつまり解消の定番アイテムです。排水管内の水圧を変化させることで、詰まりを動かして解消します。

  1. ラバーカップのゴム部分が完全に水に浸るように、便器内の水量を調整します。
  2. 便器の排水口にラバーカップをゆっくりと押し付け、隙間ができないように密着させます。
  3. カップが凹むまで、真下に体重をかけてゆっくりと押し込みます。
  4. 次に、詰まりを引っ張り出すイメージで、勢いよく手前に引き抜きます。
  5. この「押す・引く」の動作を、ゴポゴポという音がするまで数回繰り返します。

【警告】前述の通り、スマートフォンやおもちゃなどの固形物が原因の場合は、絶対にこの方法を試さないでください。詰まりをさらに奥へ押し込んでしまい、便器を取り外す大掛かりな修理が必要になる可能性が非常に高くなります。

④真空式パイプクリーナーを使う

ラバーカップよりも強力な吸引力と押し出し力を持つ道具です。ホームセンターなどで購入できます。基本的な使い方はラバーカップと同じですが、ハンドルを押し引きして使います。強力な分、汚水が飛び散りやすいので、養生はより念入りに行いましょう。ラバーカップ同様、固形物が原因の場合は使用厳禁です。

尿石による詰まりには重曹とクエン酸が効果的

長年の尿石が原因で水の通り道が狭くなっている場合は、酸性の力で尿石(アルカリ性)を溶かす方法が有効です。ただし、即効性はなく、完全な詰まりには効果が薄い場合があります。

  1. 重曹(約1/4カップ)を便器の水の中に振り入れます。
  2. 次にお酢またはクエン酸水(約1/2カップ)をゆっくりと注ぎます。泡が発生しますが、有毒ガスではないので安心してください。
  3. 1時間ほど放置した後、バケツでぬるま湯をゆっくり流し込みます。

作業中は必ず換気を行いましょう。この方法は、トイレットペーパーなど他の原因による詰まりには効果がありません。

【警告】状況悪化!トイレつまりで絶対にやってはいけないNG行動

早く直したいという焦りから、つい試してしまいがちな行動が、実はトイレをさらに傷つけ、修理費用を何倍にも跳ね上げてしまうことがあります。「水まる」が現場でよく目にする、絶対に避けるべきNG行動を2つご紹介します。

固形物の詰まりにラバーカップを使う

この記事で何度も警告している最も危険な行動です。なぜ危険なのか、その理由を詳しく説明します。

トイレの排水管は、便器のすぐ下でS字に曲がっています。スマートフォンやおもちゃなどの固形物は、このカーブで引っかかって詰まります。ここにラバーカップで強い圧力をかけると、固形物はカーブを無理やり通過し、さらに奥の、手の届かない排水管の深部まで押し込まれてしまいます。

ここまで来てしまうと、便器を床から一度取り外したり、場合によっては床下の配管を調べたりといった、非常に大掛かりで高額な工事が必要になります。「何か落としたかも」と少しでも心当たりがある場合は、絶対にラバーカップを使わず、すぐにプロにご相談ください。

熱湯を注ぐ(便器破損のリスク)

「ぬるま湯より熱湯の方が効果があるはず」という考えは非常に危険です。前述の通り、トイレは陶器製です。普段は常温の水が溜まっている便器に、いきなり沸騰したお湯を注ぐと、その急激な温度差によって陶器が膨張し、「ピシッ」という音とともにヒビが入ったり、最悪の場合は割れてしまったりします。

便器にヒビが入ると、そこから水漏れが始まり、最終的には便器全体の交換が必要になります。簡単な詰まり修理で済んだはずが、数万円から十数万円の便器交換費用がかかることになりかねません。お湯を使う際は、必ず「人がお風呂で入れるくらいの温度(40〜60℃)」を守ってください。

プロに依頼すべき?迷ったときの判断基準と賃貸物件での注意点

自分でできる対処法を試しても解決しない場合や、そもそも自分で作業することに不安がある場合は、無理せず専門業者に依頼するのが最も安全で確実な方法です。ここでは、業者を呼ぶべき明確な判断基準と、賃貸物件にお住まいの方が特に注意すべき点について解説します。

専門業者を呼ぶべきケース(固形物・原因不明・DIYで悪化)

以下の項目に一つでも当てはまる場合は、迷わず水道修理業者(プロ)に連絡することをおすすめします。早めの判断が、被害の拡大と余計な出費を防ぎます。

  • 固形物を落としたことが確実、またはその可能性が高い
  • 詰まりの原因が全く見当もつかない
  • 自分でできる対処法をいくつか試しても、全く改善しない
  • ラバーカップなどを使ったら、逆に状況が悪化した(水が全く引かなくなったなど)
  • 何度も繰り返しトイレつまりが発生している
  • 大雨が原因で、トイレ以外の排水口にも異常が見られる

トイレの水があふれそうなときは「水まる」へご相談ください!

トイレの水があふれそうな緊急事態でお困りなら、24時間365日対応の水まるにお任せください。お電話いただければ、まず溢れを止めるための応急処置を丁寧にご案内します。専門スタッフが最短30分で駆けつけ、原因を正確に診断し、作業前に必ず料金をご説明しますので、安心してご依頼いただけます。

  • 24時間365日受付・最短30分で訪問
  • 出張費・お見積もり完全無料
  • 作業前に料金を明確にご提示
  • 経験豊富なプロによる確実な作業
  • 安心の施工後保証制度あり

まずは落ち着いて、お気軽にお電話ください。

賃貸ならまず管理会社へ連絡!費用負担や保険も確認

アパートやマンションなどの賃貸物件にお住まいの場合、注意が必要です。トイレトラブルが発生したら、自分で業者を手配する前に、必ず大家さんや管理会社に第一報を入れましょう。

なぜなら、詰まりの原因によって修理費用の負担者が変わってくるからです。勝手に業者を呼んでしまうと、本来は大家さん負担で済んだはずの修理費用を、自分で支払わなければならなくなる可能性があります。

費用負担者 原因の例
入居者(あなた) トイレットペーパーの流しすぎ、固形物を落とした、掃除を怠ったことによる尿石の蓄積など、入居者の過失によるもの
大家・管理会社 排水管の経年劣化や損傷、共有部分の排水管の詰まり、備え付け設備の故障など、建物の構造や設備に起因するもの

また、万が一水があふれて床材を傷めてしまったり、階下の部屋にまで水漏れ被害が及んでしまったりした場合、ご自身が加入している火災保険の「個人賠償責任保険」や「借家人賠償責任保険」が適用できるケースがあります。被害が拡大してしまった場合は、保険会社にも連絡しましょう。

まとめ:トイレの水があふれそうな時は冷静な初期対応が被害を抑える鍵

トイレの水が今にもあふれそうな緊急事態では、誰でもパニックになってしまいます。しかし、そんな時こそ冷静な初期対応が、被害を最小限に食い止める鍵となります。最後に、この記事の重要なポイントを振り返りましょう。

  1. まずは応急処置:慌てずに「止水栓を閉める」「電源プラグを抜く」そして「絶対に水を流さない」の3つを徹底してください。
  2. 原因を冷静に推測:トイレットペーパーのような「水溶性」のものか、おもちゃのような「固形物」か、原因によって対処法が全く異なります。
  3. 無理な対処はしない:原因に合わない方法(特に固形物へのラバーカップ使用)や、熱湯を注ぐなどのNG行動は、状況を悪化させ修理費用を高騰させるだけです。
  4. 迷ったらプロに連絡:固形物を落としたり、原因が不明だったり、自分で試しても直らない場合は、ためらわずに専門業者に相談するのが最も安全・確実・経済的な解決策です。

この手順を覚えておけば、万が一の時もきっと落ち着いて対処できるはずです。そして、もし少しでも不安を感じたら、いつでも私たち「水まる」にご相談ください。24時間、あなたの水回りの安心を守るために待機しています。

トイレの水があふれそうなときは「水まる」へご相談ください!

トイレの水があふれそうな緊急事態でお困りなら、24時間365日対応の水まるにお任せください。お電話いただければ、まず溢れを止めるための応急処置を丁寧にご案内します。専門スタッフが最短30分で駆けつけ、原因を正確に診断し、作業前に必ず料金をご説明しますので、安心してご依頼いただけます。

  • 24時間365日受付・最短30分で訪問
  • 出張費・お見積もり完全無料
  • 作業前に料金を明確にご提示
  • 経験豊富なプロによる確実な作業
  • 安心の施工後保証制度あり

まずは落ち着いて、お気軽にお電話ください。

お問い合わせはこちら

基本料金&出張料無料

水漏れや詰まり、水のトラブルについてご相談は水まるへ

365日年中無休でお電話受付中!

電話をかける

050-1869-8248