この記事の結論
  • 洗面台のつまりは髪の毛と石けんカスや油分の蓄積が主な原因
  • 流れが遅い初期段階ならヘアキャッチャーの掃除や市販品で自分でも解消できます
  • 固形物の落下や浴室や台所も同時に流れが悪い場合や水が逆流する場合は業者による対応が必要
  • 水まるは作業前の見積り提示と多数の自治体での指定業者としての対応で、納得したうえで依頼できる環境を用意しています

朝の支度中に洗面台の水がなかなか引かない、ゴボゴボと嫌な音がして流れが悪い。

私は水道修理会社の水まるで代表を務め、これまで数多くの洗面台のつまりを現場で直してきました。

その経験からお伝えすると、洗面台のつまりの多くは原因と場所さえ分かれば、ご自身で解消できるものが少なくありません。

この記事では、つまりが起きる原因と場所の見分け方、自分でできる対処の手順、やってはいけないNG行動、そしてプロに任せるべきかどうかの判断基準まで順を追って解説します。

水まるで実際に洗面台周りの水トラブルを解決した実例についても掲載しています!

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洗面台が詰まる原因と起きやすい場所は?

洗面台が詰まる原因と起きやすい場所は?

洗面台のつまりは以下の3つが主な原因です。

  • 髪の毛と石けんカスの蓄積
  • 歯磨き粉や整髪料などの油分の固着
  • アクセサリーなど固形物の落下

これらは排水口のヘアキャッチャーから、その下の排水トラップ、さらに奥の排水管にかけて少しずつ蓄積し、水の通り道を狭めていきます。

まずはご自宅のつまりがどれに当てはまりそうかを見当づけてから、次の対処に進みましょう。

髪の毛と石けんカスがたまって起きるつまり

洗面台のつまりで最も多い原因が髪の毛と石けんカスの蓄積です。

洗顔や手洗いのたびに抜けた髪の毛が排水口へ流れ込み、ヘアキャッチャーをすり抜けたものが排水管の内壁に引っかかります。

そこへ石けんやハンドソープの成分が付着すると髪の毛同士が固まり、網のように絡み合った塊へと育っていきます。

石けんカスは水道水に含まれるカルシウムなどと反応してできる白い固形物で、いったん付くとなかなか溶けません。

石けんカスが排水管の断面を少しずつふさぎ、やがて水がスムーズに流れなくなります。

洗面台は毎日使う場所ですから、数か月から半年ほどで気づかないうちに蓄積が進みます。髪の長い方が多いご家庭や洗面台で髪をとかす習慣がある場合は、抜け毛の量が増えて詰まりやすくなります。

流れが遅いと感じ始めた段階なら比較的かんたんに取り除けますが、放置して塊が大きくなるほど自力での解消は難しくなります。

歯磨き粉や整髪料など油分が固まって起きるつまり

次に見落とされやすいのが、歯磨き粉や整髪料といった油分によるつまりです。

歯磨き粉に含まれる研磨剤や、ヘアワックス、化粧品、洗顔料の油分は、水と一緒に流れても排水管の中で冷えると固まる性質を持ちます。

液体のまま流れていくように見えても、管の内壁に薄い膜として残り、そこに髪の毛やほこりが付着してどんどん厚みを増します。

油分は温度が下がるほど固くこびりつくため、寒い季節や、あまり使っていない洗面台ほど固着が進みやすくなります。

特に、シャンプーやトリートメントを洗面台で流す習慣がある場合は、油分と髪の毛が同時にたまりやすいので注意が必要です。

市販のパイプクリーナーである程度は溶かせますが、長い年月をかけて固まった油の塊は薬剤だけでは落としきれないことも珍しくありません。

日ごろから油分を含むものを大量に流さない習慣がつまりの予防につながります。

アクセサリーなど固形物を落として起きるつまり

三つ目の原因が、アクセサリーやキャップなどの固形物を誤って落としてしまうケースです。

洗面台では、ピアスやヘアピン、指輪、ボトルのキャップ、コンタクトレンズのケースなど小さな物を扱う機会が多くあります。

これらを排水口に落とすと、多くは真下にある排水トラップの湾曲した部分に引っかかって止まります。

固形物そのものが水の流れをせき止めるだけでなく、そこに髪の毛や汚れが絡みつき、短期間で一気につまりが進むこともあります。

固形物が原因の場合、薬剤やお湯では解決できません。無理に押し流そうとすると奥へ入り込み、かえって取り出しにくくなります。

大切なアクセサリーを落としたときは、水を流さずに排水トラップを分解して回収するのが確実です。

洗面台のそばで指輪やピアスを外す習慣がある方は、落とす前に排水口の栓を閉めておくか小皿を用意しておくと安心です。

水まるでの実際の解決実績:「洗面台の排水口の中に歯ブラシまでも落として

水まるでの実際の解決実績:「洗面台の排水口の中に歯ブラシまでも落として」

洗面台のつまりを自分で直す方法は?

洗面台のつまりを自分で直す方法は?

洗面台のつまりは、軽いものであればご家庭にある道具や市販品で解消できます。

まずはヘアキャッチャーの掃除など負担の軽い方法から順に試すのが安全です。固形物を落とした場合や奥で詰まっている場合は排水トラップの分解が必要になります。

  1. ヘアキャッチャーとゴミ受けの掃除
  2. 市販のパイプクリーナーの使用
  3. ラバーカップでの吸引
  4. 真空式パイプクリーナーやワイヤーブラシの使用
  5. 排水トラップの分解清掃

以下、それぞれの手順と注意点を順番に説明します。無理のない範囲で、上から試していくのがおすすめです。

ヘアキャッチャーとゴミ受けを外して掃除する手順

最初に試したいのが、排水口のヘアキャッチャーとゴミ受けの掃除です。

つまりの入り口はここに集中しているため、たまった髪の毛やぬめりを取り除くだけで流れが戻ることも多くあります。手順はかんたんです。

  1. 洗面台の水を止めてゴム手袋を着ける
  2. 排水口のフタとヘアキャッチャーを上に引き抜く
  3. 絡んだ髪の毛やゴミを割りばしや古歯ブラシで取り除く
  4. 外した部品を中性洗剤で洗いぬめりを落とす
  5. 元どおり取り付けて水を流し流れを確認する

部品の形状は製品によって異なりますが、多くは反時計回りに回すか、そのまま上へ引き抜くと外れます。

髪の毛は乾くと取りにくくなるため、こまめに掃除しておくとつまりの予防にもなります。

この段階で水がスッと流れるようになれば、それ以上の作業は必要ありません。

市販のパイプクリーナーで解消する手順と効かないときの見分け方

市販の液体パイプクリーナー(パイプユニッシュなど)は、髪の毛やぬめり、薄い油汚れが原因のつまりに効果を発揮します。

塩素系の成分が髪の毛やたんぱく質を溶かし、排水管の内壁に付いた汚れを分解してくれます。

使い方は、規定量を排水口に注ぎ、製品の表示どおりの時間(多くは15分から30分ほど)置いて、大量の水で一気に洗い流すだけです。

放置しすぎるとかえって溶けた汚れが固まるため、時間は必ず守ってください。

ただし、パイプクリーナーが効かない以下のようなつまりもあります。

  • アクセサリーなどの固形物が引っかかっている
  • 長年かけて固まった分厚い油の塊
  • 排水管の奥深くにできたつまり

これらは化学的に溶かせないか、薬剤がつまりの場所まで届きません。数回試しても改善しないときは、薬剤を繰り返すのではなく、物理的に取り除く方法へ切り替える判断が必要です。

ラバーカップ(またはペットボトル)で押し流す手順

ラバーカップ、いわゆるすっぽんは、水の圧力を使ってつまりを動かす道具です。洗面台には、シンク用の小さめのカップが適しています。

  1. ヘアキャッチャーを外し洗面ボウルに水をためる
  2. 水はカップのゴム部分が浸る高さまで入れる
  3. オーバーフロー(水があふれるのを防ぐ小さな穴)を布でふさぐ
  4. カップを排水口に密着させ真上からゆっくり押しつける
  5. そのまま勢いよく引き上げる動作を数回繰り返す

コツは、押すときよりも引くときに力を入れることです。引く動作でつまりの塊を手前に動かし、崩して流します。

ゴボゴボと音がして水が引いていけば成功です。数回試しても変化がなければ、つまりが硬いか奥にある可能性が高いといえます。

もし、洗面台の排水口サイズに合うラバーカップがない場合、またトイレ用のラバーカップを使いたくない場合は、身近なペットボトルで代用する方法もあります。

真空式パイプクリーナーを使う手順

ラバーカップで動かないつまりには、真空式パイプクリーナーが役立ちます。

真空式パイプクリーナーはラバーカップより強い吸引力で塊を引き寄せる道具で、ホームセンターや通販で手に入ります。

使い方はラバーカップと同じ要領ですが、ハンドルを引く力がそのまま吸引力になるため、より頑固なつまりに対応できます。

ワイヤーブラシを使う手順

ワイヤーブラシは、排水口から細いワイヤーを差し込み、つまりを直接かき出したり突き崩したりする道具です。

100円ショップでも短いタイプが手に入りますが、洗面台の排水管は曲がっているため、無理に押し込むと途中で引っかかります。ゆっくり回しながら少しずつ進めるのがコツです。

ワイヤーの扱いに慣れていないと管の内側を傷つけるため、抵抗を感じたら力任せに押し込まないでください。

ここまで試しても直らない場合は、次に説明する排水トラップの分解に進むか、業者への相談を検討する段階です。

水まるでの実際の解決実績:「洗面所とお風呂が詰まって…

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排水トラップを分解して掃除する手順と元に戻すときの注意

排水トラップの分解は、固形物を落としたときや、これまでの方法で直らないときに有効です。洗面台の下にある曲がった配管がトラップで、多くは手で回せるナットで固定されています。

  1. トラップの真下にバケツや洗面器を置く
  2. トラップ両端の接続ナットを手で緩めて外す
  3. たまった水と一緒に中の髪の毛や汚れを取り出す
  4. 落とした固形物があれば回収する
  5. 部品を洗ってから元の向きどおりに取り付ける

分解前に必ずバケツを置くのは、トラップにたまった封水がこぼれるためです。

取り付けの際は、パッキンの向きや位置を元どおりにし、ナットを締めすぎないよう注意してください。

締めが甘いと水漏れし、締めすぎると部品が割れることがあります。作業後は必ず水を流し、接続部から漏れがないか確認しましょう。

元に戻せるか不安なときや外した部品が古くて割れそうなときは、無理をせずプロに任せたほうが安全です。

水まるでの実際の解決実績:「洗面所排水のつまりをトラップ分解清掃で解消-北区赤羽

水まるでの実際の解決実績:「洗面所排水のつまりをトラップ分解清掃で解消-北区赤羽」

自分で直すのが難しいつまりを見分ける基準は?

自分で直すのが難しいつまりを見分ける基準は?

自分で対処できるつまりと、プロに任せるべきつまりには、はっきりした境目があります。以下症状はプロ向きのサインです。

  • 複数の水回りで同時に流れが悪い
  • 水が完全に流れず逆流する
  • 下水のような臭いが上がってくる
  • 基本的な対処を二、三度試しても改善しない

原因が明らかにヘアキャッチャーの髪の毛だけの場合は、掃除すればすぐ直るので慌てて依頼する必要はありません。

プロに任せたほうがよいのは、家全体の排水管や、屋外の排水ますで詰まっている可能性がある場合です。

こうした奥のつまりには、業者が使う高圧洗浄機や電動のワイヤー(トーラー)といった専用機材が必要になります。

水まるでの実際の解決実績:「雑巾を洗面所の排水溝に…

水まるでの実際の解決実績:「雑巾を洗面所の排水溝に…」

排水口から排水管までどこで詰まるかと自分で届く範囲

部位 主な役割 自分で対処できるか
ヘアキャッチャー 髪の毛や大きなゴミを受け止める できる
排水トラップ 封水で臭気や虫の侵入を防ぐ できる(手で分解して清掃)
排水管・床下の配管 下水へ水を流す 難しい(専用機材が必要)

洗面台のつまりに正しく対処するには、水がどこを通っていくのかを知っておくと役立ちます。洗面台の水は、

  1. 排水口にあるヘアキャッチャーを通る
  2. 排水トラップへと流れます
  3. 壁や床へ伸びる排水管を通る
  4. 建物の外の下水へ流れていきます

排水トラップとは、S字やP字、ボトル型に曲がった配管部分のことで、常に少量の水(封水)をためて下水からの臭気や虫の侵入を防ぐ役割を持ちます。

この曲がった構造ゆえに、髪の毛や固形物が引っかかりやすい場所でもあります。

自分で対処できるのは、おおむねヘアキャッチャーから排水トラップまでの範囲です。ここは工具がなくても手で分解できる製品が多く、つまりの大半もこの区間で起きます。

一方、排水管の奥や床下の配管で詰まっている場合は専用の機材がないと届きません。

洗面台のつまりでやってはいけないNG行動は?

洗面台のつまりを早く直したいあまり、かえって状況を悪化させてしまう行動があります。良かれと思ってやったことが配管の破損や水漏れにつながると、修理費用は大きくふくらみます。

  • 熱湯を排水口に流す
  • 力任せに固形物を押し込む
  • ワイヤーや針金を無理に突っ込む
  • 薬剤を規定量以上に何度も使う

最も注意したいのが熱湯です。油汚れを溶かそうと沸騰したお湯を流す方がいますが、これは避けてください。お湯を使うなら、40度から50度ほどのぬるま湯にとどめてください。

一般的な住宅の排水管や排水トラップは塩化ビニルなどの樹脂でできており、その耐熱温度はおおむね60度から70度ほどです。

100度近い熱湯を流すと管が変形したり接続部が緩んだりする恐れがあります。

固形物を無理に押し込む、ワイヤーを力任せに突っ込むといった行動も、つまりを奥へ押しやったり管を傷つけたりする原因になります。

洗面台のつまり修理を業者に頼むと料金はどのくらい?

洗面台のつまり修理を業者に頼むと料金はどのくらい?

洗面台のつまり修理を業者に頼んだ場合の料金は、作業内容によって幅があります。

料金の内訳

料金は、以下項目で構成されます。

  • 出張費
  • 基本料金
  • 作業料金→ここが最も重要
  • 交換した部品代

ヘアキャッチャーや排水トラップのつまりを取り除く軽度な作業なら、作業費も安く部品交換も必要ありません。そのため。比較的手ごろな料金で収まります。

一方、高圧洗浄や部品交換が必要になると費用は上がります。

出張費は現場までの距離で変わり、定額の業者もあれば無料の業者もあります。早朝や深夜に対応してもらう場合は、割増料金が必要になることも多いです。

作業料金の相場

作業料金の一般的な相場としては、道具を使わずトラップ清掃などで済む軽度なつまりでおよそ8,000円から15,000円、ワイヤー(トーラー)や高圧洗浄が必要になる重度のつまりで20,000円から50,000円ほどが目安です。

作業内容 作業料金の目安
トラップ清掃やローポンプでの軽度なつまり除去 約8,000〜15,000円
ワイヤー(トーラー)で排水管の奥のつまりを除去 約15,000〜30,000円
高圧洗浄機での排水管の洗浄 約25,000〜50,000円
排水管やパッキンなど部品の交換 部品代に作業料金が加わる

見積りで確認すべき項目は?

業者から見積りを受け取ったら、総額だけでなく内訳をひとつずつ確認することが大切です。特に次の項目がはっきり書かれているかを見てください。

  • 出張費や基本料金の有無と金額
  • 作業内容ごとの料金
  • 交換する部品の名称と部品代
  • 追加料金が発生する条件
  • 作業後の保証やアフター対応

これらが口頭だけで書面に残らない場合は注意が必要です。あとで金額をめぐる行き違いが起きやすくなります。

見積りの内容に分からない点があれば、その場で遠慮なく質問してください。誠実な業者ほど、なぜその作業や部品が必要なのかを丁寧に説明してくれます。

水まるでも、見積りの内容についてご不明な点があれば作業前にひとつずつご説明しています。金額に納得できないまま作業が進むことがないよう確認の手間を惜しまないことが結果的に安心につながります。

見積は必ず先に書類でもらう

気をつけたいのが、極端に安い基本料金だけを広告に出し、現場で次々と追加料金を上乗せする業者がいる点です。こうした料金トラブルを避けるには、作業を始める前に総額の見積りを書面で出してもらい、内容に納得してから依頼することが欠かせません。

私は、金額そのものよりも、作業前に見積りを出してくれるかどうかを重視して選ぶことをおすすめします。つまり修理のトラブルで最も多いのが、作業後に高額を請求される料金トラブルだからです。

私たち水まるでは、現場を確認したうえで作業料金と部品代を含めた見積りをお出しし、ご納得いただいてから作業に入ります。

見積りの内容にご納得いただけなければ、その時点でお断りいただいてかまいません。後から見積り以上の金額を請求することもありません。

料金の分かりにくさに不安を感じている方こそ、着手前にきちんと金額を提示してくれる業者を選んでいただければと思います。

まとめ

洗面台のつまりに気づいたら、まずは落ち着いて、今できることから順に試してみてください。

ヘアキャッチャーの掃除やぬるま湯、市販のパイプクリーナーで軽いつまりの多くは解消できます。

それでも直らないときや、水が逆流する、複数の場所で流れが悪いといった場合は、無理をせず業者に相談するのが安全です。

判断に迷うときは、つまりの状況を写真や動画に残しておくと相談がスムーズに進みます。

水まるでは24時間365日ご相談を受け付けており、LINEで写真や動画を送っていただければ状況を確認し、作業前に見積りをお出しします。

関西を中心に多くの自治体で指定を受けた業者として明朗な料金で対応しますので、洗面台の流れに不安を感じたら、早めにご連絡ください。

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